インスリンとは?治療方法とポンプや注射の種類と自己注射の注意点

インスリンとは?

インスリン 注射
インスリンとは膵臓の中から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる作用があります。膵臓の中にランゲルハンス島という細胞の塊があり、血糖値が上がるとその中のβ細胞から必要量のインスリンが分泌されるのです。
他にもインスリンは血液の中のブドウ糖を筋肉などに送る働きや、肝臓などでブドウ糖がグリコーゲンとして溜め込まれるのを助ける働きもします。
また、膵臓のβ細胞がインスリンを出す力は加齢とともに下がってしまいます。
境界型糖尿病になってしまうとその時は既にもインスリンを出すパワーは低下している可能性が多いです。たとえ正常だということであっても、時間の経過とともにインスリンを出す力は弱まってくる可能性が高いです。

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インスリンが不足すると

  • インスリンがほとんど分泌されなくなる
  • インスリンの分泌量が足りなくなる
  • 分泌タイミングが悪くなる
  • 働きが悪くなる

以上のようなことで高血糖になってしまいます。
また、インスリンがしっかり分泌されているのにも関わらずインスリンの働きが悪くなる状態を「インスリン抵抗性」と言います。これは肥満になるとリスクが高まります。

 

インスリンの治療法とは

高血糖でインスリンの分泌が悪くなった状態が続くことで糖尿病が悪化したり、合併症を引き起こすリスクが高まります。不足したインスリンを身体の外から補う方法をインスリン療法と言います。
1型糖尿病患者はインスリン注射が必要になります。2型の場合は上でも説明したように、血糖コントロールが上手くいかない場合や妊婦さんなどに用いられます。
的確なタイミングでインスリン療法を始めると膵臓の負担も軽くなります。膵臓の機能が回復すると再び薬のみの治療に戻れることもあるのです。

 

ヘモグロビンa1cの値がどれくらいでインスリン治療になる?

一概にいけませんが、HbA1c(NGSP値)が8.4%以上が続いてしまうと合併症の発症を考慮し、インスリン治療の指摘をされる場合があります。
医師の診断に従いましょう。

 

インスリン注射の種類

インスリン注射には5つの種類があります。インスリンが吸収されて作用が出るまでの時間や、インスリンが持続する時間、インスリンの作用がピークになる時間が違います。

  • 超速攻型

    注射から10~20分ほどで効果が出始めます。そしてその効果は3~5時間続きます。

  • 速攻型

    注射から30~60分ほどで効果が出始めます。そしてその効果は5~8時間続きます。

  • 中間型

    注射から30分~3時間で効果が出始めます。そしてその効果は約24時間続きます。

  • 混合型

    注射から10分~1時間で効果が出始めます。そしてその効果は約24時間続きます。

  • 持続型

    注射から1~2時間で効果が出始めます。そしてその効果は約24時間続きます。

BOT(Basal Supported Oral Therapy)とは?

インスリン治療であるBOT(Basal Supported Oral Therapy)とは、のみ薬はそのままで、1日に1度だけ時効型インスリン製剤を注射する手法です。
例えば、高血糖状態(ヘモグロビンa1cが9~10%以上)の場合でもBOTでHbA1cを6%前後まで下げれる場合があるそうです。
食後血糖値も改善する方もいるそうなので、医師に相談してみましょう。

 

インスリン注射の部位

注射と聞くと痛いイメージがありますよね。でもインスリン療法で使用する注射針はとても細くて短いものです。血液検査の際に用いる注射針の3分の1から4分の1ほどの細さです。
そして注射をする場所はお腹や太もも、上腕、おしりなどの痛みが感じにくい部位です。吸収が良いのはお腹だと言われています。大切なのは、前回注射をした場所から指1本分ほどずらして行うことです。

 

インスリン注射の手順

  1. 注射針を取り付ける

    注射をする直前に注射針を取り付けます。そのとき注入器のゴムの部分に後針が曲がらないように気をつけましょう。

  2. 空うちをする

    注射をする前に空うちをして、針の先から液が1滴ほど出ることを確認しましょう。

  3. 薬剤投与量を設定する

    ダイアルを回して、投与するインスリンの単位に合わせます。使い捨ての注入器の場合は特に間違えないように気をつけましょう。

  4. 注射をする

    正しい握り方で注射を行いましょう。全部の投与量を注入したら注入ボタンを押したまま数を数えます。

  5. 針を抜く

    注入ボタンを押したまま針を抜きます。最後まで力むことなく静かに行うことが大切です。

 

インスリン自己注射の注意点と副作用 ~低血糖について~

副作用について
インスリン療法の主な副作用の症状は低血糖になります。

 

低血糖
インスリン注射を行う際に一番気をつけなければいけないのは「低血糖」です。低血糖とは血糖値が基準値よりも下がりすぎてしまうことで、放っておくと昏睡状態になることもあります。
低血糖はインスリン注射以外の飲み薬療法でも起こすことがあるので、糖尿病治療の患者さんは注意しなければならないものです。

 

低血糖を起こすきっかけ
低血糖を起こすきっかけは、インスリン注射や飲み薬の量が多すぎたり時間を守らなかったケース、食事の時間が遅くなったり量が少ないケース、空腹時に激しい運動を行ったケース、飲酒、解熱剤や鎮痛剤の服用、下痢のときなどがあります。

 

低血糖になるとどんな症状が出るの?
低血糖の初期症状として、あくびや不快感、集中力の低下が現れます。その後に目がちらつく、倦怠感や眠気、吐き気、イライラする、頭痛が現れます。これらのサインを見逃してしまうと冷や汗、震え、めまいなどの急激な体調不良に陥ります。最悪の場合は意識を失う、けいれん、深い昏睡状態になることもあるのです。

 

低血糖の対処法
もし低血糖の症状が現れたら、すぐさま安静にしてブドウ糖を補給しましょう。特にすぐに身体にとけ込むジュースなどがオススメです。(ブドウ糖が含まれているもの)
無ければブドウ糖溶液や砂糖10g~20gほどを水に溶いたものを作りましょう。ただし震えやめまいが出ている場合や、電車などの外出先で起こると大変ですよね。そんなときのために常にブドウ糖が含まれたラムネなどを持ち歩くようにすると良いですね。
昔は糖尿病治療患者に医療機関でブドウ糖が無料で渡されていたのですが、最近は減ってきているようです。また、飴やチョコレートは体内の吸収が遅いのであまりオススメできません。
普段から医師によく相談し、自分にあった方法を知っておきましょう。

 

インスリンポンプとは

糖尿病 インスリンポンプ

インスリンポンプ療法というものがあります。携帯型のインスリンの注入ポンプを使って、インスリンを24時間持続的に自動で注入する方法です。一般的なインスリン療法では血糖コントロールが難しい場合や、血糖コントロールをもっと向上させたい、もう少し生活する上で楽に治療をしたい場合に用いられます。特にアメリカなどの外国では有名なインスリン療法なのですが、日本ではまだ広く普及されていないのが実情です。
時間帯によって、細かくインスリンの量を変えられるので血糖コントロールがしやすくなります。普段の生活に変化が多い人やインスリンの必要量が少ない人、妊婦さんや、妊娠希望の人、子供などにオススメです。
持続的に自動で投与できますが、0.1単位刻みでインスリンを追加投与することもできます。追加注入をする際、血糖値や食事の内容によって3種類から注入方法を選ぶことができます。糖尿病ネットワークのインスリンポンプ情報

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