糖尿病性ケトアシドーシス|原因と症状、診断~治療・予防

糖尿病性ケトアシドーシス|原因とは


主に1型の糖尿病患者に起こる、糖尿病の急性合併症の一つです。高血糖になることで極端にインスリンが不足したり、コルチゾール・アドレナリンといったホルモンが増えてインスリンの作用が弱まることで急に発症する病気です。
仕組みとしては、インスリンが不足することで血液中のブドウ糖が代謝されなくなります。そして高血糖になり、身体が代わりに脂肪を分解してエネルギーを作ります。そのときに一緒に作られるケトン体というものが血液の中で急に増加し、血液が酸性になってしまい身体に異常が出るのです。特に若い人に多いと言われています。また、最近は2型の糖尿病の人が清涼飲料水をたくさん飲むことで発症する例もあります。
そのとき大容量タイプのペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたころから「ペットボトル症候群」「清涼飲料水アシドーシス」とも呼ばれています。

 

糖尿病性ケトアシドーシスの診断

インスリンの大幅な減少、欠乏とインスリン拮抗ホルモンの増えすぎにより、高血糖(≧250mg/dl)、高ケトン血症(β-ヒドロキシ酪酸の増加)、アシドーシス(ph<7.30、重炭酸塩濃度<18mEq/L)になっている状態。

 

どんな症状が出るの?

喉が乾く、多飲、全身がだるくなる、体重が減るなどの症状が急に起こります。また、尿の中にグルコースがたくさん排出されるので多尿になり、脱水状態に陥ることもあります。それが原因で低血圧や頻脈に繋がることもありえるのです。そして吐く息にアセトンが含まれているので果物のような香りがすることもあります。
まれに脳浮腫が起きたり、最悪の場合は吐き気や嘔吐、腹痛といった消化器症状、他にも呼吸困難、意識障害、昏睡などが起こります。
適切に処置しないと死に至こともあるので、このような症状が出て少しでも不安ならば直ぐに医師に相談しましょう。また、意識障害になってしまうと助けを呼べなくなるかもしれないので、あらかじめ家族や周りの人にも伝えておきましょう。

 

予防方法

極端にインスリンが不足した状態でなるので、インスリン注射を決められた時間に決められた量を打つことが大切です。
そして糖尿病性ケトアシドーシスの症状を予めしっかりと理解しておき、疑われるような症状が出たときに血糖自己測定や尿ケトン体測定を行えるようにしておきましょう。
注意しておきたいのは抗精神病薬です。これらの薬は高血糖になりやすいと言われています。糖尿病になってから精神科などを受診する際は、糖尿病を患っていることを必ず医師に伝えましょう。

 

治療方法

昏睡状態にあるような場合はすぐさまの入院が必要です。たくさんの輸液で脱水とショック状態を治し、インスリン投与によって高血糖とケトアシドーシスを治します。
輸液は生理食塩水が中心で、水分とナトリウムを補充します。
低カリウム血症や脳浮腫などの合併症が起きることもあるので、治療中には意識状態やバイタルサインをしっかり診ることが大切です。

 

糖尿病性ケトアシドーシスの臭いはどんな臭い?

果物の甘酸っぱい臭いで、これは、アセトンなどのケトン体が原因。アセトンが肺から放出され、糖尿病ケトアシドーシスにおけるケトン臭の原因になります。

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